2010-04-04

所有物との付き合い方

今までかれこれ数本買ってきて、いつも遊んで壊されてしまう子供の傘。

乱暴に扱っている時、注意はするものの、子供なので仕方のない事と諦め、結局は壊れてしまう(汗)の繰返し。そんなワケで、大抵買うものはアニメキャラクターモノ(=価格が高い)でなく、安いものだったりします・・・。

とはいえ、さすがに傘が無いと不便なので、久々に買いました。

今回は、先週末駅前のお祭りに行った時に通りかかったこばり洋傘店で購入。


この店は、たけぞうが幼少の頃からある(調べたところ昭和43年創業)お店で、たけぞうの小さい頃、母は良くここに連れてきてくれました。柄の部分に名前を彫ってくれるのがとても印象的で、今でも鮮明に記憶に残っていたその名入れ作業は、今も変わらず行われていました(念のため撮影とBlog掲載の許可は入れました)。名前を彫ってくれている方の年齢を想像する限り、初代ではなさそうなので後継者といったところでしょうか。代々受け継がれるものがある・・・なんだかとても嬉しい限りです。


また、傘の修理もしてくれます。

すぐに壊されてしまう事を考えれば、量販店で買える500円程度の傘をその都度に買い替えるという方法も決して間違いではないだろうが、子供にはそろそろ「物へ愛着を持つ」という感性を身につけて欲しいと考え、壊れたら直す、というスタンスでこちらで購入しました。

バルブ崩壊以降だろうか、デフレーションが進み、消費財の価格が下落してからというもの、「物」が安価で容易に手に入るために「壊れたら買い替える」という、耐久消費財ですら消耗品的な考え方を持つような風潮が加速してるように思える。これは少なからずデフレスパイラルの因果であると理解できるし、結果として出費も高くつく事はもちろんわかってる。また、家電品や自動車の部品などは高精密化され、物を形成する部品一つ一つがブラックボックスとなってしまっている以上、真の修理をする機会にも恵まれないわけで、たけぞうの思いは精神論に過ぎないかもしれない。

この答えは人それぞれかもしれないが、たけぞうは、できるだけ末永く付き合っていける物の選び方を心がけている。

この小さな町の商店街の中で、今も多くのお客様で賑わっている洋傘店。たけぞうの子供たちが大人になる30年先にも活気ある商いを続けていて欲しい。

平塚 傘販売・修理・レインコート・ステッキ販売 有限会社こばり
〒254-0042 神奈川県平塚市明石町13-8
http://kasa-kobari.com/


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